赤ちゃんの名づけ:姓名判断の危険性?
こんにちは、お母さん命名師の壬輿(みずよ)です。
お父さん、お母さんが赤ちゃんの命名・名づけを考えるとき調べるのは、姓名判断の情報が一番多いと思います。
最近は、発音の響きで判断する方法も、かなり紹介されていると思います。
ところが命名の方法、特に姓名判断で名前をつけようと、ネットや本で、調べれば調べるほど混乱しちゃうことはありませんか?
画数の数え方も、流派や先生によって違いますし、同じ画数でも、吉凶が微妙に違っていたりします。
ですから、調べれば調べるほど、混乱するのは当然だと思います。
結論からお話しすると、「数が大事!」ということです。
画数による吉凶も、もちろん全く考慮しない、ということではないのですが、数そのものが大切なのだということなのです。
画数には、吉凶両面があります。
たとえば、9画を調べてみますと、だいたい凶運となっていると思います。
しかし、9画を持っている人は、とても頭が良く芸術的センスも、備えているという意味もあります。
これは、とても良い特徴ではありませんか?
逆に、ちょっと極端なところがあり、切れやすいので上がり下がりが激しい、という特性もあります。
ですから、画数には吉凶両面があり、それぞれが特徴として備わっているので、それだけで良いとか悪いとか、判断するのは難しいということです。
次に、分かり易いように有名な人物で例を挙げて見ますね。
まずはこの人(オーム真理教教祖、無差別大量殺人指導)から
麻原 彰晃(Wikipedia)
麻原 彰晃
麻(11) 原(10) 彰(14) 晃(10)
天格(21) 人格(24) 地格(24) 総格(45)
外格(麻+晃)21
すべての格(おおよその姓名判断で共通の)五格が大吉あるいは吉です。
これは通名ですから、本名も調べてみます。
松本智津夫
松(8) 本(5) 智(12) 津(9) 夫(4)
天格13 人格15 地格25 総格38
外格(松+津+夫) 21
これも、またすべての格が、大吉あるいは吉となっています。
陰陽では本名は、運勢的に最も支障がなく、元気で健康に恵まれ、病気をしても回復力が早い。
社会生活での順応性に優れ、勤勉、明朗、且つ素朴で素直。幸運となってしまいます。
通名の麻原彰晃も、姓は上記と同じ意味になり、名は社会生活で繁栄できない、蓄財できない、地位名誉が得られないなど、外観的にいまひとつ活躍しきれないでいる人が多いとなります。
しかし、実際にこの人はどんなことをしたのでしょうか。
本来は、人を救うための宗教、であるはずのモノを悪用して、無差別大量殺人を指導していたことを思うと、果たして画数の吉凶や、陰陽だけでその人を判断して良いものか、と思ってしまいます。
ところが、全く逆に姓名判断の吉凶が、そのまま当てはまっている例も、とうぜんですがたくさんあります。
貴乃花光司(Wikipedia)
元横綱 貴乃花
花(7) 田(5) 光(6) 司(5)
天格12 人格11 地格11 総格23
外格(花+司)12
姓の合計の天格と、外格は凶数となりますが、多くの流派では、姓の画数は吉凶に関係ない、といっています。
それ以外は、すべて吉となっていて、特に総格は大吉です。
また四股名(しこな)の貴乃花も、21画となり吉数です。
どうして、同じ吉数ばかりの名前でも、こんなに違いがあるのでしょう?
それは「数そのものには吉も凶も存在せず、それを持つ人によって吉にもなり、凶にもなりうるもの」という事なのです。
つまり「個人差」があるので、同姓同名であっても、全く違う人生を生きる事があるのです。
この「個人差」が、もっとも大事なポイントです。
そのほかにも、姓名判断には問題点があります。
陰陽という考え方を、多くの流派が取り入れていますが、たとえば陽という文字は、明らかに陽という意味があるのに画数では12画で偶数なので陰となります。
陰という文字は、11画という奇数なので、陽となってしまい真逆の結果となってしまうのです。
先ほどもかきましたが、姓には吉凶がない、という考え方も問題です。
姓は、先祖代々受け継いで、変わらないものなので、凶となったら一族全部が凶運となってしまいます。
実際、一族すべてが運が悪いなどと、ほとんど当てはまる事がないので、これも大変な問題だと思います。
他にもいろいろ姓名判断には矛盾点もあり、やはりそれだけで、愛する赤ちゃんの名前を決定するのは、とても危険だといわざる終えません。
吉凶よりも、画数の意味と「個人差」
これをよく考えて名前をつけることが、本当の意味で、幸せな人生を生きるための名付け、となるといえるのではないでしょうか。
次は「個人差」についてお話ししたいとおもいます。
お父さん、お母さんが赤ちゃんの命名・名づけを考えるとき調べるのは、姓名判断の情報が一番多いと思います。
最近は、発音の響きで判断する方法も、かなり紹介されていると思います。
ところが命名の方法、特に姓名判断で名前をつけようと、ネットや本で、調べれば調べるほど混乱しちゃうことはありませんか?
画数の数え方も、流派や先生によって違いますし、同じ画数でも、吉凶が微妙に違っていたりします。
ですから、調べれば調べるほど、混乱するのは当然だと思います。
結論からお話しすると、「数が大事!」ということです。
画数による吉凶も、もちろん全く考慮しない、ということではないのですが、数そのものが大切なのだということなのです。
画数には、吉凶両面があります。
たとえば、9画を調べてみますと、だいたい凶運となっていると思います。
しかし、9画を持っている人は、とても頭が良く芸術的センスも、備えているという意味もあります。
これは、とても良い特徴ではありませんか?
逆に、ちょっと極端なところがあり、切れやすいので上がり下がりが激しい、という特性もあります。
ですから、画数には吉凶両面があり、それぞれが特徴として備わっているので、それだけで良いとか悪いとか、判断するのは難しいということです。
次に、分かり易いように有名な人物で例を挙げて見ますね。
まずはこの人(オーム真理教教祖、無差別大量殺人指導)から
麻原 彰晃(Wikipedia)
麻原 彰晃
麻(11) 原(10) 彰(14) 晃(10)
天格(21) 人格(24) 地格(24) 総格(45)
外格(麻+晃)21
すべての格(おおよその姓名判断で共通の)五格が大吉あるいは吉です。
これは通名ですから、本名も調べてみます。
松本智津夫
松(8) 本(5) 智(12) 津(9) 夫(4)
天格13 人格15 地格25 総格38
外格(松+津+夫) 21
これも、またすべての格が、大吉あるいは吉となっています。
陰陽では本名は、運勢的に最も支障がなく、元気で健康に恵まれ、病気をしても回復力が早い。
社会生活での順応性に優れ、勤勉、明朗、且つ素朴で素直。幸運となってしまいます。
通名の麻原彰晃も、姓は上記と同じ意味になり、名は社会生活で繁栄できない、蓄財できない、地位名誉が得られないなど、外観的にいまひとつ活躍しきれないでいる人が多いとなります。
しかし、実際にこの人はどんなことをしたのでしょうか。
本来は、人を救うための宗教、であるはずのモノを悪用して、無差別大量殺人を指導していたことを思うと、果たして画数の吉凶や、陰陽だけでその人を判断して良いものか、と思ってしまいます。
ところが、全く逆に姓名判断の吉凶が、そのまま当てはまっている例も、とうぜんですがたくさんあります。
貴乃花光司(Wikipedia)
元横綱 貴乃花
花(7) 田(5) 光(6) 司(5)
天格12 人格11 地格11 総格23
外格(花+司)12
姓の合計の天格と、外格は凶数となりますが、多くの流派では、姓の画数は吉凶に関係ない、といっています。
それ以外は、すべて吉となっていて、特に総格は大吉です。
また四股名(しこな)の貴乃花も、21画となり吉数です。
どうして、同じ吉数ばかりの名前でも、こんなに違いがあるのでしょう?
それは「数そのものには吉も凶も存在せず、それを持つ人によって吉にもなり、凶にもなりうるもの」という事なのです。
つまり「個人差」があるので、同姓同名であっても、全く違う人生を生きる事があるのです。
この「個人差」が、もっとも大事なポイントです。
そのほかにも、姓名判断には問題点があります。
陰陽という考え方を、多くの流派が取り入れていますが、たとえば陽という文字は、明らかに陽という意味があるのに画数では12画で偶数なので陰となります。
陰という文字は、11画という奇数なので、陽となってしまい真逆の結果となってしまうのです。
先ほどもかきましたが、姓には吉凶がない、という考え方も問題です。
姓は、先祖代々受け継いで、変わらないものなので、凶となったら一族全部が凶運となってしまいます。
実際、一族すべてが運が悪いなどと、ほとんど当てはまる事がないので、これも大変な問題だと思います。
他にもいろいろ姓名判断には矛盾点もあり、やはりそれだけで、愛する赤ちゃんの名前を決定するのは、とても危険だといわざる終えません。
吉凶よりも、画数の意味と「個人差」
これをよく考えて名前をつけることが、本当の意味で、幸せな人生を生きるための名付け、となるといえるのではないでしょうか。
次は「個人差」についてお話ししたいとおもいます。
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